知らぬ間の嫌なやつ
まただ…。
登録した覚えのないメルマガが届いた。
なんなら登録されないように一生懸命回避した覚えすらある。
メルマガの解除とサブスクの解約はいかに人に気付かれないかという知の結晶である。
涙ぐましい企業努力かもしれないけど、もう少しわかりやすくしてくれてもいいのに。
いっそトップページにでかでかとメルマガ解除のめちゃくちゃ大きいアイコンがあった方が好感が持てる。
そしてたぶんそれぐらい潔いところは、メルマガも面白そうな気がする。
逆に読んでみたい。
転職活動の名残りからかインスタの広告が軒並み転職サイトやWEBデザインに埋め尽くされている。
亡霊のように「本当に転職ストップしていいの?」と追いかけてくるのだけれど、素敵な広告で埋め尽くされるにはどうしたらいいのだろうか。
そもそもインスタに素敵な広告ってあるのかな。
先週片づけたはずの部屋が散らかり始めている。
先日解決しそうだった悩みが膨らんできている。
まあこういう日はすべりこめたら、よい。
こうなってしまっては、たいていインフィニティ・ウォー
それは昨晩のこと。
シャンプーをしながら驚いたら耳に水が入った。
こうなっては横になるまで抜けますまい。
長期戦への決意をしたものの、やはりなんとかしたい。
首や肩を一生懸命揺らすけれど、段々なんだばかやろうって言っている気になってきてやめてしまった。
なぜ、あの時左手に真っ黒なインクがべったりついていたのだろう。
そして、なぜ自分の手がそんな状態になっていることに気づかないのか。
お湯から顔だけ出してぷかぷかしながら考える。
そういえば知らぬ間の小さなケガが多い。
おそらく歩きながら壁とかにぶつかっている。
うん、不注意なんだ。どんくさいとも言える。
湯船に浸かりながら遠い耳で音楽を聴く。
いつもの曲が変に聞こえるから、段々ちがう世界に迷い込んだような気持ちになる。魚眼レンズで世界を覗いているみたいだ。
そして今日、うんうん唸りながら一日を過ごした。
会議の無い日で本当に良かった。
わたしの右耳には未だに水が入っている。
なんだばかやろう。
ハシビロコウ的生活の弊害
ひどく眠い。
寝つきの悪さもあるけれど、ここのところ布団に入ってから寝ようという気にならない。なんとなくだらだらしてしまう。
私の日々の活動量はハシビロコウに例えられるぐらいだから、おそらくというか絶対体が疲れていない。いくら頭を使っていようが(使っているかどうかはさておき)、体の疲れが圧倒的に足りない。
なるほど。
両手をグーにしてひじを曲げ腕をふって小粋に古いダンスしてみたけど、特に意味もないし睡眠にも絶対意味がない。
リモート以前から運動しない人間だけれど、このままだと老後の足腰が心配である。週末以外に出掛ける予定を立てた方がよいのだろうか。もしくは平日の家事をもう少し課してみるのもいい。
散歩したくなる街に引っ越してみるのも手かもしれないなあと思いつつそれは少し先になりそう。
最近旅行に出掛けたい欲がでてきたのでなんとか足腰鍛えたいけれど、本日もPCの前で一日を終えるのであった。
動かない生活、動き出す脳内
ここ数日、読書に没頭している。
今日から5冊目に突入するが、頭の中で色々なことが動き始めている。
たまには外からの刺激をたくさん与えるって大切なことかもしれない。
読書をしているとひょんなことから様々な記憶が飛び出してくる。
小学生の時に男勝りな女の子になろうと決意した瞬間を思い出して心底驚いた。
確かにいわゆる女子っぽいことが苦手である。
その決意があったからか、元々苦手だったのか、今となってはわからないけれど、幼い頃の忘れてしまった決意やら何やらが自分の一部として絡み合っているのだなと実感し、不思議な気持ちになった。
しばらくは、ほどいていく作業をしたい。
つい先日、仕事と食事以外まったくもって動かない様子からハシビロコウみたいだねという言葉を頂いた。厳密にいうと仕事中も食事中もずっと座っているだけだから、部屋の移動とトイレぐらいかと思うと確かにその通りで大笑いしてしまった。
わたしにも威厳があったらいいのだけれど。
ビーバーはせっせと何を運ぶ
一日の流れが早いのはもしかしてビーバーが時を運んでいるからなのでしょうか?
18:30頃、チャットに登場したビーバーからそんな想像をした。
捌いているはずなのにタスクが永遠に無くならない気がする。
けれど、時計を時折落っことしながら運ぶビーバーを想ってみたら、まあそれも悪くはないと思えた。
夕方、とうとう選書して頂いた本が届き、小包を開けると珈琲の匂いがした気がした。
確認しようと一緒に頼んだ珈琲の袋を嗅ぐと、紙の匂いしかしなかった。
大量の文庫本。
それだけでわくわくする。
読書家ではないし、実用書以外はあまり読まないからきっとそれなりに大変だろうけれど、滅多にないことなので楽しんだりうんうん唸ってみたい。
夕食と仕事を終え珈琲を入れて読書しようと思ったら、日記を書いていないことに気が付いた。
珈琲片手に本っていうのやってみたかったのに。
まあいいか、寝ながら読みますか。
実態の無い790円
請求書が届いた。
開くと790円の記載。
なんだろうこれと思っていると、送料と手数料のみの請求だった。
送料無料で購入しその後返品したつもりだったのだけど、どうやら返品すると送料無料キャンペーンが適用されないらしい。
あまりにも中身がなくて、ぽかんとしてしまった。
傍から見たらお口があんぐりしていたことだろう。
使うサイト気を付けないとな、この間も注文キャンセルできなくて買う羽目になってしまったし。
年々注意深さを失うのは、年を重ねているからなのだろうか。
そこそこしっかりしていたはずなのに、うっかりなことが増えて困る。
仕事でもその片鱗を見せつつあるので気を引き締めないと思ってたら、サマージャム聞きたくなったので今日のところは夏のせいとする。
毎年のことだけれど、夏は食欲が全くわかない。
朝から晩まで夏バテしている。
地球がダイエットしろって言ってるんだと思うと話したら、相手の口があんぐりしていた。
2022年の自画像、悩む女。
アクリル絵具を何も考えずぽたぽたキャンバスに塗り付けるとストレスが発散できる。
おどろおどろしいキャンバスを見ながら、昨晩なんだかやっていけるような気になった。
異業種への数回の転職、1年以上続いた職場も少ない。
そもそも既に大きく道を外れているのだ。
不安から自分を平均化し紛れようとするから悩むのではなかろうか。
朝、画面の天気予報は、
よし!少しいいことがありそう!
意気揚々コップに手を伸ばすとテーブルに水をこぼした。
腰に手を当てて飲みたい気分だったのに。
先日当選した、いわた書店の一万円選書のラインナップがメールで届いた。
選書して頂くにあたって提出する選書カルテは6000字ぐらいの超大作になってしまったのだが、丁寧に向き合ってくださったのだろう、どれも面白そうなタイトルだった。
どんな本なのか検索も何もせずに待っている。
わからないことってたまには楽しい。