こうなってしまっては、たいていインフィニティ・ウォー
それは昨晩のこと。
シャンプーをしながら驚いたら耳に水が入った。
こうなっては横になるまで抜けますまい。
長期戦への決意をしたものの、やはりなんとかしたい。
首や肩を一生懸命揺らすけれど、段々なんだばかやろうって言っている気になってきてやめてしまった。
なぜ、あの時左手に真っ黒なインクがべったりついていたのだろう。
そして、なぜ自分の手がそんな状態になっていることに気づかないのか。
お湯から顔だけ出してぷかぷかしながら考える。
そういえば知らぬ間の小さなケガが多い。
おそらく歩きながら壁とかにぶつかっている。
うん、不注意なんだ。どんくさいとも言える。
湯船に浸かりながら遠い耳で音楽を聴く。
いつもの曲が変に聞こえるから、段々ちがう世界に迷い込んだような気持ちになる。魚眼レンズで世界を覗いているみたいだ。
そして今日、うんうん唸りながら一日を過ごした。
会議の無い日で本当に良かった。
わたしの右耳には未だに水が入っている。
なんだばかやろう。