土曜日の自分を笑え
朝活に憧れがある。
差し込む明るい日差し、いつもより早い珈琲。
朝に有益なことをして一日を始めるなんてとても素敵だ。
そんなことを想いながら午前中にヘアカットの予約を入れた数日前の自分を少々恨む。
眠い。
眠い。。
眠い。。。
ふわふわしながら伝えた希望は、美容院に入る前と毛量以外に違いはない。
美容院を出ると予約図書が準備できたとの連絡が届いた。
数か月前の予約が忘れた頃に届くのは一種のサプライズという感じがして楽しい。
だが、カウンターで『習慣超大全』を手にして思った。
わたしは一体何を習慣化したかったのだろうか。
数か月前の決意を全く思い出せない。南無!
ふらりと入ったGEOのレンタル落ちの棚で往年のバンドのアルバムを見つけた。
しかもベストアルバムが350円で売っている!
年齢的に、中高生で聞いていた音楽は流行のものから懐かしい名曲に変化する途中の"忘れられかけているもの"ぐらいの立ち位置になっていたりする。
だから、そうした変化の中で叩き売りに出会えたのは幸運だ。
今日の戦利品が一生自分の棚に並ぶのかと思うとわくわくした。