自分の登場回数が少ない
転職をストップしてみようか、とぼんやりしていると不穏なお知らせが届いていた。
え、何か悪いことでも起きるのだろうか。
水晶玉持った老婆に指差された気分、すごく怖い。
わたしは「楽しい」とか「好き」などのポジティブな感情に疎い。
2年前ぐらいに自分の感情をないがしろにしていたことに気付いて、ネガティブな感情なんかはようやく自分で掬って咀嚼できるようになってきた。
けれど、純粋なポジティブさとか自分が主語になるようなことはまだとても難しい。
仕事なんかは特にいい例で興味があるからといって始めたことがない。
いつも"大丈夫そうかどうか"を基準に選んでしまうので、もちろん長続きしない。
運よく声をかけてもらって今は業務委託として働いているけれど、不安定だし年齢のことや職歴の多さを考えるとタイミング的に転職しないと…と焦ってしまう。
でもなんか負け戦なんだよなあ。
猛烈なWANTがあって、そこからスタートしないと永遠に勝てない気がする。
まあ、勝ち負けじゃないのだけれど。
ネタ
昨晩の私は久しぶりにわくわくしていた。
写真撮影がてら散歩に出掛けるのが楽しみで仕方なかった。
こんなときめき、一体いつぶりなのだろう。やはり、写真が好きだ。
大寝坊している間に空が曇ってしまった。
なんてこったい、期待の中には青空が広がっていたというのに、イメージと全然違う。
うん、また今度にしよう。
買い物などの用事を済ませると、庭のエリンジウムが青くしっかりと色づいていた。
切って飾るのにちょうど良さそう。
いつの間にか大きくなった株の下の方から、地面を這うようにして伸びている茎があったので切って花瓶に入れた。
うん、曲がっている。どこにどう差しても曲がっている。
カーブがすごいよ、君。
トゲに手を刺されながら、花瓶の前で云々うなりながら気づいた。
このカーブは陽の光を浴びようとして貪欲に成長した証なのだと。
私は、これまでの人生を好転させようとここまで貪欲だったことはあったのだろうか。
ぽつんと考えていると、カーブがよい感じに収まった。
ショッピングモールターザン
今日は朝から忙しかった。
忙しさが一通り過ぎると仕事上のやりとりで粗相が無かったか異常に気になってしまう。あの言い回しで相手の気分が悪くなっていないかとか、もしかして伝わりにくかったのではないかとかぐるぐる考えて休憩が終わってしまう。
作業に追われているときはスター状態で無敵なのに、落ち着くと通常サイズのジブンに戻る。こういう現象、他の人にもあるのだろうか。
なんとか定時に上がり、夕食を済ませスーツケースを買いに出掛ける。お気に入りのオールインワンを着て。
ところで、私はなで肩である。リュックとかちょっと襟の空いた服とか地獄だ。肩ひもが下がってきては上げる。下がって上げる。この繰り返しである。この動作が何かしらの筋トレになってたらいいのに。
オールインワンの肩紐ももちろん下がる。今日も絶賛下がる。直そうと思って気づいた。
肩紐ちぎれてるじゃん。
すーごい下がるじゃん。オーバーサイズだから重みですーごい下がるじゃん。
途中からタンクトップに破れた肩紐巻き付けてなんとか帰ったけど、今日の私はまぎれもなくターザンだった。
全体的にくもりのような一日
朝から少々凹んだ。
というのも、スカウトが来た企業の書類選考で落ちてしまった。
何を見てスカウトしてきたのだろう、モヤモヤしてしまう。
励ましてほしくてタスクバーを見たけれど、今日はくもりだった。
そのうち晴れます、とか書いてあったらよかったのに。
気持ちを持て余してしまうな、なんだか。
お昼ごろ、注文していたカメラが予定より1日早く届いた。
ちょっとうれしい。
最近、Tverで『名建築で昼食を』というドラマを見ていたら、劇中の写真があまりにも素敵だったので久しぶりに写真を撮りたくなって、思わずデジカメを購入した。
新しいカメラはフィルム風に撮れるらしいので週末が楽しみだ。
どこか古い街に行って写真を撮りたいなあ。
最強のプレイリスト作って。
残業中の思わぬ励まし
今夜も絶賛残業をしていた。残業自体はあまり苦ではなくなった。フルリモートだし、終わったらお風呂に入ってすぐ布団に入ってしまえばいい。
最近の悩みは転職である。Greenでマッチングしてぬか喜びしていたら、企業から何の連絡も来ない。
人知れず書類選考に落ちていたことに最近気づいた。
Excelやスプレッドシートの作業が好きだ。GASやRPAを使った業務効率化の仕事がとんでもなく好きなのだけど、なかなかそういう求人に出会えない。
はあ、と不合格通知見ながらパソコン画面のタスクバーに目をやると
なんて紳士なんだ!!
わたしには見えた、傘を貸してくれる上品なハットを被った老紳士の姿が。
ありがとう、もう少しガンバッテミマス。